ドラフト その2
こんばんは!
いよいよストーブがないと生活できない
くらい寒くなってきましたが
いかがお過ごしでしょうか?
今回は、ドラフトについての考え
その2を紹介したいと思います。
今回の内容は
「高卒投手は量より質を重視し
上位で取るべき」ということです。
理由として
1.毎年必ず、大学または社会人からの
即戦力投手は下位指名でもいる
高校生では選手の力量は正確に
判断するのは難しい
2.取るならエースとして育てるつもりで
上位で取る
以上をあげたいと思います。
まず、1つ目の理由
皆様、ここ数年の間で即戦力投手の
いないドラフトはありましたでしょうか?
2021年
阪神 伊藤将司 社会人 2位
広島 栗林良史 社会人 1位
楽天 早川隆久 大学 1位
日ハム 伊藤大海 大学 1位
2020年
広島 森下暢仁 大学 1位
西武 宮川哲 社会人 1位
日ハム 河野竜生 社会人 1位
楽天 滝中暸太 社会人 6位
2019年
ヤクルト 清水昇 大学 1位
巨人 高橋優貴 大学 1位
DeNA 上茶谷大河 大学 1位
ロッテ 中村稔弥 大学 5位
2018年
オリックス 田嶋大樹 社会人 1位
ソフトバンク 高橋礼 大学 2位
阪神 高橋遥人 大学 2位
2017年
DeNA 浜口遥大 大学 1位
中日 柳裕也 大学 1位
巨人 畠世周 大学 1位
楽天 森原康平 社会人 5位
楽天 高梨雄平 社会人 9位
西武 平井克典 社会人 5位
ロッテ 佐々木千隼 大学 1位
日ハム 玉井大翔 社会人 8位
オリックス 山岡泰輔 社会人 1位
2016年
DeNA 今永昇太 大学 1位
中日 福敬登 社会人 4位
阪神 青柳晃洋 大学 5位
巨人 中川皓太 大学 7位
ロッテ 東條大樹 社会人 4位
このように、ここ5年で見ても
大学、社会人出身かつ
上位だけでなく下位でも活躍する投手は
毎年のように現れています。
ここから私が言う言いたいのは
「高校生を一からわざわざ時間をかけて
育てなくても、大学や社会人から
すぐローテを守れる投手を取った方が
効率が良く、下位で高校生投手をとっても
時間がかかるし大成する確率も低いので
効率が悪い」ということです。
「マネーボール」でおなじみ
メジャーリーグ、アスレチックスの
高校生の段階で活躍する可能性を
見極めるのは非効率として
大学生の指名に一本化して有名になりました。
言われなくても、その通りだとは思います。
23歳で成長期が止まり
頭でイメージする事に体がついてきて
一気に成長する大学生
19歳から40歳前後の選手が共に戦い
精神も技術も成熟する、社会人
そりゃ、高校生より実力がはっきりするのは
当然だと思います。
高校生だと
体力的にも精神的にも未熟
はっきりした成長曲線もわからない
こう言ったリスクの方が多いので
効率が悪いのも頷けます。
しかし、私は高校生を指名しないのは
もったいないとも思っています。
高卒で取って戦力化できれば
ながくチームに貢献できるうえに
スケールの大きい投手になりえる ためです。
今、日本人メジャーリーガーで代表的なのは
投手として9勝し160km/hを投げ
打者として46本塁打放ち
メジャーリーグで史上初めて先発投手と1番DH
としてオールスターゲームに出場した
「大谷翔平」選手を筆頭に
「ダルビッシュ有」選手や
「田中将大」選手のようにながく
メジャーリーグで活躍した選手には
高卒が多くいます。
主な理由は、若くしてメジャーへの
挑戦ができるからだと思います。
海外FA権を得るためには
年間145日以上の1軍登録を9年間続けないと
いけないため、大卒だと若くても31歳
人間の肉体年齢的には下り坂のため
ながくは活躍しにくいと思います。
しかし、高卒なら早くて27歳
この歳からなら充分に力を維持して
メジャーリーグに挑戦できるため
スケールの大きい選手が生まれやすいのだと
思います。もちろんポスティング移籍も
メジャーリーグへの近道ではありますが
球団によって考えが違うため
自力でメジャーリーグ挑戦なら
海外FA権がベストだと思います。
故に、理由その2
高卒は上位指名で数を少なくして
英才教育を施し
才能ある選手を育てることに力を
注ぐべきだと思いました。
皆様の意見お待ちしております!